デロイト トーマツ グループは、障がいのある方ひとりひとりの個性を尊重し、デジタル人材として育成していくインターンシッププログラム「Diverse Abilities Internship Program」を開始します。
このプログラムは、IT学習の専門家、精神科医など他分野のプロフェッショナルの力を組み合わせた独自のデジタル人材育成プログラムです。
障がい者雇用や人材育成のノウハウを持つKindAgentがパートナーとして企画・運営をサポートします。
Diverse Abilities Internship Programの特徴
IT学習プログラムと講師のサポート
まずはオンラインIT学習プログラムを受講してデジタル人材の基礎を身に付けます。
基礎ステージの終了後は、実習ステージで実践的なスキルを磨いていきます。
定期的な面談を通して、講師が学習のサポートをしていきます。
医師監修の心理教育とメンタルヘルスケア
専門医あるいは心理士が定期的にカウンセリングを行い、参加者ひとりひとりの特性や状態をふまえた無理のない学習をサポートしていきます。
長く安定的に働いていくために役立つ「メンタルヘルスケア」の方法もお伝えします。
完全オンライン就業で
全国から参加可能
本プログラムは「完全オンライン」で実施しますので、全国どこからでもご参加いただくことが可能です。
「デジタルスキルに興味があるものの、地方在住でなかなか機会がない」という方からのご応募もお待ちしております。
DXを加速させる人材が必要
「DX」という単語を聞いたことはありますか?
DXとは「デジタル技術を活用したビジネスの変革」を意味します。
デジタル化が進む2024年現在、企業が競争力を強化していくために必要だと言われているのがDXの推進です。
しかしながらDXの推進を目指す企業の多くが、DXを担える「デジタル人材の不足」という大きな課題を抱えています。
いまの社会で、ITスキルを持ったデジタル人材になることは、キャリアの可能性を大きく広げることにつながる、とデロイト トーマツとKindAgentは考えています。
デジタル技術の進歩で
障がい者の仕事が減っていく
これまで障がい者雇用の世界では、「データ入力」や「書類作成」などの一般的な事務の仕事が多くの割合を占めてきました。
しかしながら近年は、RPA(※)などの先進技術の導入によって、これまで障がい者が担ってきた業務はどんどん自動化されています。
調査会社の報告によれば、RPAは今後も二桁の成長率で拡大していくともいわれています。
業務の自動化の流れは止まらず、これまで障がい者が担ってきた業務はさらに減っていく可能性が高いでしょう。
※RPAは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略。作成したシナリオに基づいて動作するロボットにより業務を自動化します。主に、Microsoft Excel(以下Excel)やWebブラウザー等で行うルーチン業務を自動化する仕組みです。
デジタル技術を「駆使する」
障がい者になる
いまの社会で強く求められているITスキルを獲得し、企業のDXを推進させる「デジタル人材」として働く。
今回のインターンシップは、こんな働き方を実現させたい方に自信を持っておすすめしたいプログラムです。
自分の特性を受け入れて
自分らしく働くために
今回のインターンシップでは、専門医あるいは心理士が定期的にカウンセリングを行い、参加者ひとりひとりに合わせたメンタルケアの方法をお伝えします。
また心理教育のプログラムでは、自らの特性を理解し、自分を受け入れることを学びます。専門医のサポートを受けながら「将来のありたい姿を描く力」を身に付けていきましょう。
プログラム全体を通して、自分らしく働いていくために大切なメンタルケアの素地を養うことを目指します。
Diverse Abilities Internship Programの概要
約5ヶ月間の長期インターンシッププログラムです。
1stステージ(2ヶ月)、2ndステージ(1.5ヶ月)、3rdステージ(1.5ヶ月)の3ステージがあります。
段階を踏んで着実にレベルアップを目指していきます。
1st Stage
デジタル人材としての基礎知識を身に付けるステージです。
約2か月間、オンラインでIT基礎プログラムを学習していきます。
講師の定期的なフォローを受けて基礎知識の定着を図ります。
また、専門医あるいは心理士による定期的なカウンセリングを受けることで、安定的に働くためのコツを身に付けていきます。
1st Stage終了時に、2nd Stage以降にお進みいただくかどうかの選考(オンライン面談)を行います。
2nd Stage
2nd Stageにお進みいただいた方は、1st Stageで身に付けた基礎知識を活用し、約1.5ヶ月間の仮想空間でのプロジェクトに参加します。
実際の業務をイメージした「プロジェクトでの経験」を積むことで、デジタルスキルを磨いていきます。
3rd Stage
デロイト トーマツ グループに配属され、現場でのお仕事スタートです。
約1.5ヶ月、先輩の指導を受けながら実際の業務に携わることで、現場の仕事に活きるデジタルスキルを身に付けていきます。
3rd Stage終了時に、正式にご入社いただくかどうかの選考(オンライン面談)を行います。
Final Stage
3rd Stage後の採用面接を通過された方は、正式なご入社となり、お仕事がスタートします。
Diverse Abilities Internship Program
第三期生 募集要項
応募資格
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障がい者手帳をお持ちの方(取得予定の方・申請中の方も含む)
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大学・大学院に在学中の方も可(学年不問)
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ご自宅にPCと通信環境があり、オンライン講座の受講やカメラ・マイクを用いたオンライン会議に参加可能な方
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週4日(月・火・木・金)、10:00~16:00の時間確保が可能な方
※手話通訳/字幕/音声ガイドを含む情報保障をご希望の方は、本ページ下部に記載の「長期インターンシップ」問い合わせ窓口までご連絡ください
募集人数
35人程度
待遇/ステップ
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1st Stage(IT学習 2ヶ月)、2nd Stage(仮想OJT 1.5ヶ月)、3rd Stage(現場OJT 1.5ヶ月)の3部構成です
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1st Stageには報酬は発生しません
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1st Stage終了時に、2nd Stage以降にお進みいただくかどうかの選考を行います
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2nd Stageに進まれる方は、プログラムの進捗状況およびデロイト トーマツ グループと協議のうえ、2nd Stageの途中よりアルバイト雇用契約を締結いただきます
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3rd Stageを終了されて採用面接を通過された方は、継続雇用となります
※面談等はすべてオンラインにて実施いたします
開催場所/時間
オンライン
週4日(月・火・木・金)
10:00~16:00(休憩1時間)
※フルリモートで実施いたします
※毎週水曜日は開催がありません
※就労移行支援事業所に通所されている方は、アルバイト契約開始までは就労移行施設からのご参加も可能です
実施日程
2024/9/24~2025/2/28
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1st Stage (IT学習 2ヶ月) :2024/9/24(火)~2024/11/22(金)
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2nd Stage(仮想OJT 1.5ヶ月):2024/12/2(月)~2025/1/24(金)
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3rd Stage(現場OJT 1.5ヶ月) :2025/1/27(月)~2025/2/28(金)
※2024/11/25(月)~2024/11/29(金)は2ndステージに向けた選考期間のため休講となります
※2024/12/30(月)~2025/1/3(金)は開催がありません
※プログラムの進み具合により、日程が変更になる可能性がございます
応募方法
以下申込URLフォームよりご応募ください。
※「履歴書、職務経歴書、障がい者手帳コピー」が必要となりますので、ご準備のうえご応募ください
※就労移行機関、大学に通われている場合、支援員あるいはキャリアアドバイザーの方に一度ご相談ください
※本インターンシップはオンラインでのご応募をお願いしております。郵送でのご応募はご遠慮いただけますようお願い申し上げます
※申込フォームでエラーが出る等、申込フォームに記載ができない場合は、お手数ではございますが、本ページ下部に記載の「長期インターンシップ」問い合わせ窓口(メールアドレス:DT-intern@kind-agent.co.jp)まで直接、履歴書、職務経歴書、障がい者手帳コピーを添付のうえメールにてご連絡ください
応募期限
2024/8/18(日) まで
問い合わせ先
ご参考
デロイト トーマツ グループ オンラインメディア「D-NNOVATION」において、関連記事『「社会で活躍したい」障がいのある学生・就労移行訓練生がデジタルスキルを育む150日間のインターンシッププログラム』が掲載されています。
ぜひご一読ください。
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